中学3年生必見! 都立入試を勝ち取る為の、勉強法!
都立入試理科必勝法
出題のねらい
①中学校3年間の4分野(物理・化学・生物・地学)からまんべんなく知識を問う形式。
②実験や観察を材料にした問題も多く、結果・考察だけでなく、手順にも重きを置いている。
③出題形式も、記号選択式だけでなく、記述式やグラフ記入なども出題されることもあり、暗記に頼らない、受験者の学力をいろいろな角度から評価できるようになっている。
出題傾向
大問1
小問7問構成になっており、物理・化学・地学・生物さらに中1・中2・中3のなかからまんべんなく出されている。
時にはある学年が多めに出たりすることもあるが、バランスはとれている。
大問2
小問4問構成で、レポート形式、テーマ形式の問題が出ていて、1つテーマのようなものが決まっていてそこから4つの問題に発展する。
こちらも物理・化学・生物・地学からバランスよく出ている。
大問3
地学からの出題でずっと固定
天体や天気や地震や大地岩石などが出題が多い。前年度は地震
大問4
生物からの出題でずっと固定
植物や細胞、動物、人体、細胞分裂、遺伝からの出題が多い。前年度は遺伝
大問5
化学からの出題でずっと固定
気体・水溶液・状態変化・中2の化学分野・イオン・酸とアルカリからの出題が多い。前年度は化学変化。
大問6
物理からの出題でずっと固定
圧力、電流と磁界、運動とエネルギー仕事からの出題が主。前年度は運動とエネルギー。
2022年度入試、必要な準備と対策
例年通りの出題とみられる。ただヤマをはったり特定の範囲だけ集中的に勉強するのはよくない。
物理・化学・生物・地学を1年生から3年生まで復習しておくこと。
物理や化学は計算問題があるので数学を固めてからでないときついところもあるので注意。
地学の地震のところも算数計算があるので、苦手な方は小学生の算数速さの計算を。
よく出るというところでは、化学変化、電流、イオン、運動と仕事があがる。さらに2分野では天気と天体、人体・遺伝などは狙われやすいです。
実験の流れや結果もチェックしておくべき。最近は記述問題やグラフや図の記入問題も出ているので、教科書問題集の図やグラフにも目を通すこと。
インプットとアウトプットの時間をしっかり区分けしていくこと。
まずは教科書を読み、2分野はインプット中心、1分野は計算や理論的なことを理解する。
その後問題集でアウトプットで3周以上練習するべきです。
人体の酵素のところなどは、覚えやすいようにまとめてみる(語呂合わせも有効)といいと思います。小数の計算が苦手な人は小学校に戻って小数の掛け算割り算をおさらいしよう。
都立入試に向けた勉強の流れ
基礎定着編
STEP1
★図でわかる中学理科1分野[物理・化学]
第1週 物理1-4章
第2週 物理5-6章
化学1-2章
第3週 化学3章
第4週 1週目から3週目の復習
★図でわかる中学理科1分野[生物・地学]
第3週 生物1-4章
第4週 生物5章、地学1-3章
第5週 3週目から4週目の復習
標準実践編
STEP2
★自由自在問題集 中学理科
第1週 第1章1-4
第2週 第1章5-6
理解度確認テスト1-4
第3週 第1章7-9
理解度確認テスト5-6
第4週 第2章1-3
理解度確認テスト1-2
第5週 第2章4-6
理解度確認テスト3-4
第6週 第2章7
理解度確認テスト5-6
高校入試予想問題1-2
第7週 1週目から6週目までの復習