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都立高校入試2019、P1予想の数学理科出題はどうだったか? 理科の大問1・2解説

篠崎駅と瑞江駅のちょうど真ん中にある、 個別指導plus1の小山です!

2月に予想した都立出題問と実際に出されたものを比較してみます。

理科は比較的オーソドックス、数学は2番が難しかったかと

予想したもの(2月20日の記事より)こちら

数学

大問1

問1 ◎累乗入り  〇除法と分数入り

問2 ◎かっこつき 〇分配法則

問3 ◎有理化あり 〇展開と√

問4 ◎かっこつき1次方程式  〇移項のみの普通の1次方程式

問5 ◎代入法 〇加減法

問6 ◎解の公式 〇平方根型 因数分解型

問7 ◎確率 場合の数 〇中央値最頻値 △変化の割合

問8 ◎円周角 〇弧長 △平行四辺形と角度

問9 ◎垂線 〇2辺から等しい距離 △円の中心探索問題・移動系

大問2

   ◎カレンダー 〇整数を題材 △新傾向 選び方・方程式関連

大問3 

   ◎1次関数  〇2次関数  △比例反比例

大問4

形: ◎正方形 〇三角形 △平行四辺形 

証明:◎相似(2角相等)  〇合同(1辺とその両端の角) △直角三角形の合同

大問5

形: ◎四角錐  〇四角柱

問1 ◎展開図 〇動点 △最短距離 求長

<結果>

大問1

問1 乗法と分数入り     ×

問2 分配法則        △

問3 展開と√        △

問4 かっこつき1次方程式  〇 

問5 加減法         △

問6 解の公式        〇 

問7 確率 場合の数    〇

問8 円周角        〇

問9 垂線         〇

大問2

   図形と規則性     ×

大問3 

   1次関数       〇 

大問4

形: 平行四辺形      △

証明:相似(2角相等)    〇

大問5

形: 三角錐        ×

問1 求長         △

理科

<予想>

大問1 小問7つ

大問2 小問4つ

状態変化(中1)・イオン中和(中3)・植物(中1) 地層化石地震(中1)

天気(中2) 圧力(中1) 物質と密度(中1) 電流と磁界(中2)

自然環境と人間(中3) 光と音(中1) 人体(中2)or動物の分類

<実際>

植物(中1) 〇  天体・星  ×  電流と磁界 〇

化石の年代 〇  イオン   〇  光 〇

自然環境と人間 〇 イオン〇 蒸留(状態変化)〇

発熱量 ×  人体〇   雲と前線 〇

圧力と物質と密度が出ませんでした

<予想>

大問3 ◎天体 〇地震

大問4 ◎遺伝 

大問5 ◎中2化学変化 〇中2 酸化還元 △少しイオン交じり

大問6 ◎中3運動とエネルギー(仕事絡み) 〇運動とエネルギー △オームの法則

<実際>

大問3 地震 △

大問4 植物少し&遺伝 〇

大問5  中2 化学変化 化合の科学計算 酸化還元 〇

大問6  運動とエネルギー 仕事なし   △

地震は第一予想せず、仕事出なかったのも意外

<理科解説>

大問1 (中1 生物)

問1 粒Aは葉緑体(光合成が葉緑体で行われる)

デンプン=ヨウ素液が青紫  ということでエ

問2 天体(中3 地学)

北の空の星 北極星を中心に反時計回り

年周運動で考えると西へ1日に1度動く

(1年で1周)

ということで30日後だと30度だけ動く

よってBの位置でイ

問3 電流と磁界(中2 物理)

右手を使って図3の方位磁針の黒の方向へ親指を向けると

ほかの4つの指の爪の生える方向を考えて 上向きの電流でA

磁力線はN極から出てS極に帰ってくる感じということでC

よってア

問4 示準化石(古いさいふ、あきちで しなびた)(中1 地学)

古生代 さんようちゅう・フズリナ

中生代 アンモナイト キョウリュウ

新生代 ナウマンゾウ ビカリア

ということで C A B  の順 ウ

問5 水酸化ナトリウムと水酸化ナトリウム水溶液(中3 化学)

水酸化ナトリウムはアルカリ性

pHは7が中性 数字が大きくなるとアルカリ

以上よりエ

問6 光 (中1 物理) 

空気中からガラスに入るとき屈折

ガラス内の鏡では反射

反射では入射角=反射角 よってアかウ

次に空気中からガラスなどに入るとき 入射角>屈折角

境界面である点線に近づくように屈折するのでウ

問7 食物連鎖 (中3 生物)

Aは大気中の二酸化炭素を取り入れてるので、光合成をしている(生産者 植物など)

BとCは消費者 Cが大型消費者(肉食) Bが小型消費者(草食)

Dは死がいや排出物を取り入れているので分解者 この時点でイかエ

つり合いが取れているのは 肉食>草食>植物の状態 よってイ

大問2

問1 ろ過と蒸留 (中1 化学・中3 イオン)

ろ紙を食塩が通過してしまう=イオンが穴より小さいから(アかイ)

蒸留・・・液体を熱して沸騰させて、出てくる気体を冷やして液体として取り出す

ろ過・・・ろ紙を使って固体と液体に分ける

おまけ

再結晶・・・固体を水に溶かして、溶解度の差を利用して再び結晶として取り出す

以上からア

問2 電力と発熱量(中2 物理)

 消費電力が大きいほど発熱量は大きい ウかエ

 電力量=電流×電圧より 15Aが限界のブレーカーにつながる電圧100Vのコンセントをつなぐと 15×100=1500W以内にしないと遮断される

 すでにストーブで1000W消費しているので残りは500W以内

よって250Wのテレビが正解 ウが正解

問3 人体 血液 (中2 生物)

 最も小さい大きさのBが血小板(血液を固める)

 数が多いCが赤血球(酸素を運ぶ)

 大きいAが白血球(細菌をやっつける。分解する)

 よって血液を固めるのは血小板のB  エが答え

問4 天気 雲 寒冷前線 (中2 地学)

雲ができる仕組みは空気のかたまりが上昇して、気圧も上空では低く

温度も低い。空気は膨張する

★ 山に行くと寒かったり、息苦しかったり、ポテトチップスの袋が膨らんだり

  する経験があるのでは?

 この時点でアかイ

寒冷前線は冷たい空気が暖気の下に潜り込む

(★暖気は上に行く性質がある。体積が大きく密度が小さい=質量が小さい

 暖房付けたとき、足元より顔があたたかいということがあるのはこのせい)

 さらに寒冷前線は上昇気流というのも大事な知識

 よってイ

ここまでの出題整理

中1 3.5問

中2 4問

中3 3.5問

物理 3問

化学 2問

生物 3問

地学 3問

バランスのいい出題傾向

★ 数学も理科も都立入試で大事なのは、教科書レベルの基礎を仕上げること

復習をするときは教科書を用意して、1冊問題集を仕上げる。

何度もその問題集をやる。短期間に1周させそれを何周もやる。

それだけで理解度も増して定着率も上がってきます。

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現在春期講習中ですが来週から新学期が始まります。

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