今年度も続く地方創生による首都圏文系私大の難化

June 11, 2018

篠崎駅と瑞江駅のちょうど真ん中にある、

個別指導plus1の小山です!

 

2020年の大学入試改革が近づく中、

当塾もあおりを受けた、私大文系の大学入試の難化についての記事です。

 

当塾がある江戸川区にいくつか都立高校がありますが

江戸川高校や小岩高校でも今年2月の大学入試は苦戦していました。

小岩高校では多数の浪人生が出たなんて話も聞きました。

 

そもそもなぜこんなことが・・・という話ですが、国が進めるある政策と

教育政策に関係しています。

 

①この春どういうことが起こったか

 ・過去のデータなら早慶受かるレベルの生徒が受からなかった。

 ・MARCHを第一に考え日東駒専を抑えにしていた生徒が

  日東駒専もダメだった

・大東亜帝国さらにその下などでも倍率が跳ね上がった。

 

 

5月の学校説明会や進学説明会でも

私立高校の進路指導の方が

「今年は私大受験で大苦戦していまして、数字が下がっています」という言葉を

発していました。 苦々しい表情でしたね。

 

当塾P1でも今年は例年より大学受験で苦労しました。3月試験にもつれ込み

 冷や汗も。センターで予想より取れた生徒と得意科目のみでの受験を

した生徒がなんとか合格した感じです。

 

2018年首都圏の私立大学では志願者は17年より10万7千人増えたのに、合格者数は2万7千人も減るという現象が

 

 

②なぜ?こんなことが・・・

大都市圏にある定員規模の大きい大学に対して、

国は2016年から「定員管理の厳格化」を始めました。

 

定員オーバーしたら補助金出さないぞ!ということです。

 

2018年、大学への補助金が交付されなくなるラインは、

大規模校で「17年1.14倍→18年1.10倍」

中規模校で「17年1.24倍→18年1.20倍」となってしまったのです。

1.1倍、1.2倍になったら補助金なし

 

(来年は1・0倍を超えたら、

 オーバーした入学者の分だけ助成金が減額される方針だそうです)

 

こうなると

受験生サイドはというと入試の難化を警戒します。

受かる可能性をあげるために併願校を増やしていきます。

そうすると中堅や下位校も受験者が増え難化するわけです。

(当然中堅・下位校にも定員抑制がかかります。)

 

一方大学サイドとしては多めに合格者を出すことで、

受験者が他大に合格して減少する分を見越しているわけです。

そして定員に限りなく近いところに持っていきたいから多めに合格者出したい。

その反面私立大学の収入の1割とも2割とも言われている国からの助成金は欲しい。

そして私大側としては助成金が消えるのはきついので渋々定員厳格化を受け入れるわけです。

 

なぜ定員厳格化をするのか?

・地方に学生を流したい

・大都市圏への一極集中の緩和

(地方創生)

・教育の質を保証(学生数を減らすことでよりよい教育がいきわたるという考え)

しかしこれだけ入試が難化して浪人生が増えると

政府も想定内?想定外?なのか悩んではいましたが

結局、東京23区内での大学の定員増加禁止、

学部学科の新設も10年間禁止という法案が可決されました。

ここまでして地方創生にどこまで影響あるのかは未知数です。

都内を回避して埼玉や北関東の大学に流れていく可能性が高く、

国の言う地方にどれだけ流れるのでしょうか?

 

 

③これによりあおりを食らった首都圏の私大志望者

 

さらに少子化なのに浪人増

 

そして国公立大での

理科受験の負担増もあり文系受験者がさらに増えます。

就職や社会の変化(AI)もかんがみて文系受験者が増えているのです。

 

 

では、今受験生にできることは何なのか?

 

国がこういう政策を推していることは当分変えられないということで

・とにかく偏差値をあげるために勉強する

・チャンスを増やすためにAOや推薦にもチャレンジ

・赤本の徹底研究

 

そしてプライドがあるとは思いますが

併願校のランクを下がるA判定が出ている大学を1つではなく2つ

検討する。B判定だと怖いということです。

それでもそこにはいきたくないとなれば浪人覚悟ですが、

当分この現象は続くこと、そして差し迫る大学入試改革

現高1の大学受験時から変更(センターがない・・・)ということを頭の隅に

入れておきましょう。

 

 

 

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さらに部活引退間近または引退をすでにしている中3生など

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