瑞三中 中2 1学期 期末試験 5番(3)(4)
こんばんは! 個別指導plus1の小山です!
今回の瑞三中の中2の試験で面白い問題が出てましたので
紹介&解説します。
5番の(4)
問題の図は

問題:自然数をA~Fの6つの場所に順に書いていきます。
①1000はどこに入りますか
②Bにある数とEにある数から1つずつ選んで加えると
和はAにある数になります。
このわけを文字を使って説明しなさい
<解説>
①6つの場所で分けているということで
まず6という数字に着目
そうするとAの中の数字は6で割るとあまり1になる数字が並んでます。
同様にBはあまり2、Cはあまり3、Dはあまり4、Eはあまり5となります。
Fはというと、6で割り切れる数字(あまり0)です。
よって問題の1000は
1000÷6=166・・・4 よってDです。
②Bにある数字は6で割るとあまり2
Eにある数字は6で割るとあまり5
よって整数m、nを使って
Bにある数字は 6m+2
Eにある数字は 6n+5 と表せます
よってこれらを加えると
(6m+2)+(6n+5)
=6m+6n+7=6m+6n+(6+1)
=6(m+n+1)+1となり
このテクニックも大事
これはm+n+1が整数なので
6で割ると1余るということなので
それはAにある数となる。
もう一個の問題は有名問題ですが
5番の(3)
2けたの自然数と、その数の一の位の数字と十の位の数字を入れ替えた数の和は、11の倍数になる。
ア~キの空欄をうめてこのわけを説明しなさい。
説明・・・・ 2けたの自然数の十の位の数をx、一の位の数をyとすると、
2けたの自然数は( ア )
入れ替えた数、 ( イ )と表される。したがってそれらの和は
( ア )+( イ )=11x+11y
=( ウ )( エ )
x,yは整数だから( ウ )( エ )は( オ )である。
よって2けたの自然数と、その数の一の位の数字と十の位の数字を入れ替えた数の和は、11の倍数になる。
<解説> まずアは 十の位がx 一の位がyより
例えば26なら 10×2+1×6と表しますよね
だから今回は10×x+1×y=10x+y です。
イは入れ替えた数なのでxとyの立ち位置を変えます
よってイは10y+xです。
その和は(10x+y)+(10y+x)=11x+11y
ここで11でまとめると(分配法則の逆・・・これは中3で習う共通因数という因数分解にもなります)
=11(x+y)
よってウ=11 エ=x+y
11(x+y)ですがx+yは整数ですので
11(x+y)は11×整数 つまり 11の倍数です
オ=11の倍数
★(4)ですがこの手の問題(数字がある規則で並んでいる)は倍数が絡むことが多いのでとりあえず問題文の中にある「6つの」の6という数字で割ってみるのが大事
あとは②で2つの文字m、nを使うのは慣れもあるので難しかったでしょう。
★(3)は穴埋めそして教科書に載っているので、流れをある意味暗記してしまわないといけません。 数字〇×整数を表す文字=〇の倍数となります。
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